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翌日。
目を開けるとそこには見慣れた天井があった。
目が覚めてからはまた流れ作業だ。
起きる、朝食を食べる、顔を洗う、
...以下略。
その日の放課後。
「せんぱ~い!練習行きましょ~!!」
ホームルーム終了のチャイムが鳴ると同時に恵斗が教室に現れた。
そのまま俺の席まで来て鞄を引ったくる。
「ちょっと待てって」
「な~に言ってんスか。来週は練習試合ですよ。しかも、あの帝屠高校と」
そう。
俺たち光陵高校剣道部はライバル校である帝屠高校の剣道部との練習試合を一週間後に控えていた。
そのため、ここ最近は部内の緊張感がより一層増している。
「こんな所でのんびりしてられませんよ」
「わかった。わかったからとりあえず鞄を返せ」
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