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３ヶ月、俺をかわしまくってくれていたのに。
俺はチカとつきあったらしい。
なんというか、チカの態度一つで俺は転がされまくっている気がする。
諦めきれないまま、諦めようと思った矢先に、なぜかつきあってるし。
あれだけ遠慮しまくっていたのに、その一言でつきあってる。
あれだけ拒否してくれていたのに、チカが誘うからセックスまでした。
チカにとってわざとではないのはわかるが、俺の考え方をぐるぐる回されて、踊らされている感じがする。
嫌われてはいないけれど、惚れられている気もしない。
なのにつきあって。
俺は自分が何をしたいのかわからなくなる。
つきあっていなくてもチカは俺の家にきてくれていたし、つきあっていなくても添い寝してくれていた。
俺の部屋、俺の目の前、俺の好みに合わせたような服を着たチカが、四つん這いで棚の中を探る。
スカート短くて、そのパンツが見えてしまうという、ありがちな光景。
俺は誘われるどころか、そんな無防備な姿を晒すなと怒ってしまいたくなる。
前から見れば、チカは胸があるほうだし、胸元が開いた服を着れば、胸の谷間も見えるだろう。
俺だけが見ているから今はいいけど、その服で学校へはいくなと思う。
外を一人で出歩くなと思う。
その肌を露出させんなとイラつく。
とは言っても、そういう服をチカが好きになったのなら、俺がとやかく言うことでもないし。
…いや、でもパンツ見せすぎだ。
他の男の前でやるなよとだけは強く思う。
チカのことだから、なんか押さえつけられて、無理矢理襲われてしまいそうだ。
…それは俺がやってるのか。
いやいや、最終的にそうなりはするけど、誘うのはチカのほうが多いと思う。
する？と、俺がしたければしてもいいみたいな感じで。
…したいと求められることはない。
「チカ、パンツ見えすぎ。少しは隠せ」
言ってやると、今気がついたと言わんばかりに尻を押さえて座り込む。
…無防備すぎる。
「短いスカートやめておけば？」
軽くはやめろと言ってみるけど。
「……似合わない？」
似合ってる。
ただ、誰にでも見せるにはもったいない綺麗な足。
「前着てたのでいいんじゃないか？」
「…今の服、気に入ってるから」
そう言われると、それ以上言う言葉はない。
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