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俺の手はその唇を引き寄せるように千香の頭にふれたまま。
無意識に千香がこぼす小さな声に興奮して止まらない。
口の中の飴玉が消えるまで、ひたすら長いキスして、体を寄せて唇を離して。
吐息を溢しながら、千香の頬に耳に唇を当てて、その首筋に。
手を滑らせて背中を抱いて引き寄せながら、その首筋を舐めると、また千香の声と吐息が溢れる。
感じたように体を揺らしたりなんかするから、もっと感じて欲しくてもっとふれたくなる。
首筋を食べながら、千香の制服のリボンをほどいてブラウスのボタンをはずしていくと、ブラと白い胸の膨らみ。
このままセックスしそう。
どこまでやっても千香は嫌がらない。
嫌がってくれたらやめるのに。
俺の欲望、どんどん暴走。
「…千香、止めないと。俺、止まらない」
「だって…気持ち…いいよ?」
千香はその閉じていた目を開けて俺を見て。
俺はその答えと熱を持ったような蕩けた千香の目にまた止まらなくなる。
俺は千香の胸に顔を埋めるように、その柔らかいすべすべしてる肌にキスをしまくる。
唇で挟んで吸うようにキスして、ブラをはずしてしまいたくなる。
でもここでするわけにはいかないだろう。
胸や尻もさわりまくりたいけど、ここは遮断されていても屋外。
俺は顔をあげて俺を見ている千香の顔を見て、その唇にキスする。
でもしたい…。
最後まで。
千香は?したい?
していい?
「……俺も気持ちいい。……ラブホ…は金ないし、俺んちくる?」
俺はしよって言うように千香を誘ってみた。
部屋に連れ込みたい。
俺もういつでもやれる。
もっと気持ちよくなりたい。
千香の裸見たい。
…頭の中、もうエロエロ。
「親いるよね?」
「……母親、専業主婦やってるから、いつもいやがる。…忍び込めばいい」
「そこまでは…遠慮しとく」
千香はブラウスのボタンを止めていく。
ちょっ、待ってっ。
冷めるの早すぎっ。
「千香…っ、……したい」
俺は恥ずかしいのを堪えて、千香の耳元に正直に言ってやる。
もう俺がエロいことはわかってるはずだ。
ここでかっこつけてはいられない。
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