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俺から顔を逸らす千香の顔を上げさせて、ほぼ無理矢理キス。
自分の興奮を昇めるように荒々しく、その唇と舌を食べまくった。
千香の体、胸の膨らみを掴んで撫でて、ひたすらキスしていると、どんどん興奮してくる。
千香は抵抗するように丸めた手を軽く俺の体に当てているだけで、強い抵抗もしない。
…これが欲しかった。
ずっと。
千香が…欲しかった。
千香にキスをすると初めて千香とキスしたときを思い出す。
いちごとレモンと煙草のにおい。
今止められたらやめそう。
とめないで。
そのままおとなしくしてて。
すぐ終わるから。
俺は呼吸を乱しながら唇を離して、千香の嫌がった顔も見たくなくて背中を向けさせる。
短いスカートをめくって、下着をおろして、俺も窮屈なズボンと下着を脱いで。
口に溢れる唾液を飲んで、千香の腰を逃がさないように腕を回して焦りながら財布の中のゴムを取り出してつける。
うまくつけられない。
こんな間に逃げられそうで焦る。
「…やだ…」
千香の唇からそんな言葉が溢れる。
「無理。今、止められても絶対無理。…もう入れる」
俺は千香の下半身にふれて、どこだろうと探る。
まったく愛撫もないし強引すぎるし濡れてない。
こんなの絶対に入りそうにないって思うけど、自分の指を舐めて千香のそこを濡らすように撫でて、そこに後ろから押し当てる。
全然入らない。
千香は身を硬くして、それが抵抗にも思える。
「…千香、力入れすぎ。もうちょい…力抜いて。入れたい…。早く…」
千香は頭を横に振って嫌がる。
逃がせない。
ここで逃がせない。
千香の抵抗するように俺を払い除けようとする手を掴んで、入りそうにないそこに更に無理矢理押し込む。
千香の唇から呻くような甘い声が溢れる。
あったかい…。
もっと奥…。
もうちょっと…。
「いた…い…っ」
「…締まりすぎて俺も痛い。力抜いて。お願い。……痛くないようにする。千香…」
俺はなるべく優しく千香に声をかけて、後ろから千香の唇にふれて、その口を開けさせる。
歯を食い縛るのダメ。
力抜いて。
手はぎゅって握っていていいから。
少しだけ緩くなって、一気に奥まで腰を突き入れた。
千香の唇から大きく声が溢れる。
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