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千香にいっぱい気持ちよくしてもらって、千香に腕枕して気持ちよく眠って。
眩しい光に目を開けると朝。
隣にいた俺を見ている千香を見て、もうちょっとと千香を抱き寄せて眠って。
その二度寝がどれくらいの時間かわからないけど、ぱちっと目が開いた。
俺の抱き寄せた腕の中、俺のすぐ目の前にはかわいい千香の寝顔。
…夢じゃなかったらしい。
俺はじーっと千香の寝顔を眺める。
まったく起きる気配はない。
唇は気持ちよさそうに呼吸を繰り返す。
…かわいい。
俺はそーっと千香の頭を枕におろして、いそいそと携帯を手にして千香の寝顔を写メらせていただいた。
めちゃくちゃかわいい。
いいもの手に入れて、おはよとその頬に勝手にキスして、俺は起き出す。
顔を洗って寝癖のある髪を整えて。
千香の服が乾いているかみて、少しシワになっているところを水で伸ばしてドライヤーで乾かす。
これでよしと千香の服を手にして部屋のほうへ戻ると、千香は体を起こしていた。
「おはよ」
まだ少し寝ぼけた様子で千香は挨拶してくる。
かわいい。
「おはよ。服、乾いてる。顔洗って着替えたら出るか」
「うん」
千香はあくびをして、布団から抜け出すと、大きくのびをして。
「……ぱんつ見えてる」
俺は言ってやる。
パンチラ多すぎな女だと思う。
それを見てしまう俺もいるけど。
千香は俺のシャツの裾を引っ張って隠そうとして、隠しきれなかったようで開き直ったかのように俺の目の前で着替える。
この無防備はどこまで無防備なのだろう。
じっと見ていると千香は俺を見る。
俺は無言で千香をベッドに座らせ、胸に顔を埋めようとして、頭を軽く叩かれた。
「だって、そういうことした気がしないっ」
俺は顔を上げて訴えてやる。
「した。…もう痛くないけど、した」
した。
夢じゃなかった。
「……部屋に入って、5分くらいしかしてないっ」
俺は更に訴えてやる。
「でもした」
した。
すごく気持ちよかった。
「したけど、…してもらった…けど、俺が千香の体、あんまりさわってないっ」
更に訴えてやると、千香は俺の手を握って、何かを考えるように俺の手を見つめて。
ぴとっとその胸の柔らかい膨らみにさわらせてくれる。
千香…。
と、その気になったら手を引き離された。
千香ぁ…。
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