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おまえの心も体も欲しい。
全部欲しい。
くれたなら、俺も俺のすべてをおまえにあげる。
たとえ千香がまた俺の目の前に現れて、また追いかけたくなっても。
おまえのそばにいることを選ぶ。
千香はくれないから。
その心。
俺は愛されたい。
汗だくになるまで美優の中を突きまくって、その声をたくさんあげさせた。
腕で体を支えて、その感じた顔を見ながら俺も感じる。
呼吸溢しまくりながら、俺の胸で美優の胸を潰すようにまた強く抱きしめてイク。
激しい鼓動も気持ちいい。
美優の頭に手を当てて、まだ興奮冷めきらないままキスをする。
俺をいっぱい感じさせたくて。
その全身で受け止められたくて。
興奮が冷めるまで、ずっとキスした。
唇をはなすと漏れる吐息と声。
まだ鼓動は激しい。
美優の体を抱きしめて、その汗ばんだ首筋に吸い付く。
美優は目を閉じたままくったりしていて、俺は少しうれしくなりながら美優から離れて下半身の処理。
まだまだもらったコンドームは使いきれそうにない。
何を考えてあんなに山盛りくれたんだか。
一生分くらいありそうだ。
まだくったりとベッドに横になったままの美優を置いて、下だけはいて冷蔵庫へ。
水かお茶かビール。
ビール…と心惹かれながらお茶にして、2Lのペットボトルからグラスに入れる。
2つのグラスに入れて、美優のところに戻って、1つは美優のためにベッドのサイドテーブルとして使ってる台におく。
「美優、冷たいお茶おいとくから」
声をかけながらベッドに座ってもう1つのグラスのお茶を一気飲み。
空になったグラスを置いていると、美優は起き上がって軽く俺の背中に寄りかかってお茶を飲む。
「……コウより激しかったんですけど」
「…どっちがよかった?」
「……隆太」
言ってもらえて俺は大満足。
コウと言われていたら、美優をくすぐり倒して、もう一回すぐにやり直そうとしたかもしれない。
「朝飯どうする?もう昼飯になるかも。食べにいく?そのあと映画でもみにいこうか」
「…デートみたい」
「デートするの」
「……彼氏のつもり?」
無理矢理襲っただけでは認めてもらえない気配だ。
でも欲しいって頷いた。
体だけの遊びは…いやかもしれない。
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