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────God is dead!
下へ────
「……なんだこれ?」
少し期待をしていた隼人はこの画面を見てちょっと残念そうに呟く。
「神は死んだ……ですかね?もしかしたら何かの暗号かもしれないですね……」
しかし一方で、大樹は冷静に画面を見て分析を始めていた。
「お、まだ下に何かあるようだぞ?」
何か見つけた隼人は再び期待を膨らませてページを下の方にした。
─────閉じる─────
「…………」
これを見た隼人は肩をがっくりと落とす。
朝お父さんに、今日欲しいおもちゃ買ってきてあげる と言われた子供が期待してお父さんの帰りを待っていたがいざ帰って来たら、忘れてたわ、ごめん と言われてその事を忘れ去られて結局欲しいおもちゃを買って貰えなかった子供並みに落ち込んでいた。
「まぁ……そんなに気を落とさないでください、先ほども言いましたが何かの暗号という可能性もありますし……」
「そうか? 俺にはただのいたずらとしか思えないが?」
期待を裏切られて、すっかりやる気をなくした隼人であった。
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