不思議な転校生

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とにかく…そういうやつがいなくなったから、俺はまっすぐに朝練にむかえるわけだ。 下駄箱について今度は靴へとはきかえる。高かった少し緑色の目立つ靴に足をつっこむ。 「さぁてと、じゃあ今日もいきますか。」 一人で呟き気合いを入れ直す。これから外周に出るつもりだ。 玄関を抜けて先ほど通ってきた学校の門をくぐり抜ける。外周は一周2kmくらいだ。 その間にも登校してくる生徒たちと会う。無駄話はさすがにしないものの、挨拶はするのだが…意外にこれが体力にひびく。
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