プロローグ1 夜、英雄

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      ♪♪♪ 「やぁ、キミのおかげで助かったよ、ありがとう」 飛行機が緊急着陸してから、空港にあったの大きな部屋に乗員乗客が詰め込まれ、警察が事情聴取などを行っていた。 それが始まってから30分近くが過ぎ、大分辺りが落ち着いたタイミングで飛行機の機長が青年を見つけ、声を掛けた。 「いえいえ、俺は大した事はしてませんよ」 青年は苦笑しながら言葉を返した。 「いや、キミがハイジャック犯を全員制圧したじゃないか。 キミは英雄(ヒーロー)だよ」 「そうですかね」 また困ったように苦笑しながらた。
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