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「いくよポカブ!たいあたり!!」
「ミジュマル、かわしてしっぽをふる!!」
「ミジュミジュ!!」
ポカブの先制攻撃をなんなくかわしたミジュマルは、しっぽをふってポカブの気を逸らす。すると、ポカブは揺れるしっぽに気を取られ、動きを止めてしまった。
「今だ、ミジュマル!たいあたり!!」
「危ない!避けてっ!!」
完全に隙を見せてしまったポカブがミジュマルの攻撃を回避できるはずもなく、勢いそのままに吹き飛ばされ、思いきり壁にぶつかりようやく停止した。
「ポカブ!しっかりして!?」
「....ポ、ポカァ.....」
「どうやら、急所に当たったみたいだね。しっぽをふるの効果でポカブの防御も下がっていたし、ダメージは相当なはずだよ。」
チェレンの言う通り、ポカブはもう限界に近いようで、小さな体を震わせながらなんとか立ち上がった。
(チェレンってば、ミジュマルの技をもう使いこなしてる....)
「悪いけど、一気に決めさせて貰うよ。ミジュマル!たいあたりだ!!」
「お願い!かわしてポカブっ!!」
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