冒険のはじまり

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「.....まだ終わりじゃないよ!!そのままジャンプしてポカブっ!!!」 なんと、たいあたりを避けられたポカブはその勢いのまま、ミジュマルの後ろに落ちていたクッションへと飛び乗ったのだ。 「いっけええええ!!!!!」 そして、クッションの反発を利用して、ポカブはミジュマルの頭上高くへと飛び上がった。 「なっ!?!?」 「そのまま思いっきりたいあたりっ!!!!」 「ポッカァァァーーッ!!!!!!」 「ミ、ミジューー!?!?」 ポカブの攻撃に反応できなかったミジュマルに、落下のスピードにより威力が倍増した渾身のたいあたりが炸裂する。 結果思いきり踏みつけられた形となったミジュマルは、目を回してその場で気絶した。 「.....わわっ!えっとー...ミジュマル!戦闘不能!よってこの試合、ナミの勝ちっ!!」 「やったねポカブっ!!!」 「ポカポカァーー!!!」 ナミは自分へと飛び込んでくるポカブを胸で受けとめて、最後まで全力で闘ってくれたその小さな体を優しく抱き締めた。
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