32人が本棚に入れています
本棚に追加
「.....まだ終わりじゃないよ!!そのままジャンプしてポカブっ!!!」
なんと、たいあたりを避けられたポカブはその勢いのまま、ミジュマルの後ろに落ちていたクッションへと飛び乗ったのだ。
「いっけええええ!!!!!」
そして、クッションの反発を利用して、ポカブはミジュマルの頭上高くへと飛び上がった。
「なっ!?!?」
「そのまま思いっきりたいあたりっ!!!!」
「ポッカァァァーーッ!!!!!!」
「ミ、ミジューー!?!?」
ポカブの攻撃に反応できなかったミジュマルに、落下のスピードにより威力が倍増した渾身のたいあたりが炸裂する。
結果思いきり踏みつけられた形となったミジュマルは、目を回してその場で気絶した。
「.....わわっ!えっとー...ミジュマル!戦闘不能!よってこの試合、ナミの勝ちっ!!」
「やったねポカブっ!!!」
「ポカポカァーー!!!」
ナミは自分へと飛び込んでくるポカブを胸で受けとめて、最後まで全力で闘ってくれたその小さな体を優しく抱き締めた。
最初のコメントを投稿しよう!