32人が本棚に入れています
本棚に追加
チェレンにそう訊かれたナミは、満面の笑みを浮かべ答えた。
「うんっ!私はこの子にする!!これからよろしくね、ポカブ!!」
「ポカ!ポカ!!」
ナミに選んでもらったことが余程嬉しかったのか、ポカブは大きく鳴いてナミに頬擦りしている。
「じゃあ私ツタージャにするっ!私ベルっていうの!よろしくね、ツタージャ!!」
「タージャ!!」
ベルもツタージャを抱き上げ、ツタージャも嬉しそうにベルの腕の中で小さくお辞儀をした。
「ベル!なんで君は勝手に選ぶんだ!....まあ、最初からミジュマルにしようとしてたから良かったけどさ。ミジュマル、これからよろしくな。」
「ミジュミジュー!!」
嬉しそうにホタチを叩くミジュマルを、チェレンも同じように抱き上げた。
ナミとポカブ。
ベルとツタージャ。
チェレンとミジュマル。
それぞれが自分のパートナーを抱きかかえながら、部屋の中で見つめあう。
「この時をずっと待ってたんだ。」
「うん。もうすぐ私達の冒険が始まるんだね。」
「あ、そうだ!ねーねー!ナミ、チェレン!バトルしようよ!ポケモンバトル!!」
「「えっ!?」」
最初のコメントを投稿しよう!