虚言症と申します。

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さて、依頼を頂いたのは嬉しいとして予想外だったことが二つ。 当初、私が描くイラストといったらアッツアツの戦闘系か、 ドッロドロのグロおよびホラー系だったのですよ。 「カテゴリー・・・ミステリー/推理・・・だとぉぉぉう!!!?」 今思えば、良い試練になりました。 もうヒトツの盲点といいますか予想外だったのは、 「これ書籍化するべきじゃない!!?」と声に出すほどの文才と構成力があったことですね。 私もあの時、小説を書いていましたが、内容は『ドガァァァ!!!』とか『グシャァァァ!!!』とか 実に幼稚な表現の塊だったのを覚えています。 ファンも10人以下だったと思います。 今思えば、本当によく声をかけていただけたなと。 神様っているよね。 USBメモリーのデータはサックリと奪っていったクセに。 神様っているよね。
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