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「遅いんだよ」
そこで来たのが、新たちだ。
新たちは、こっちに来て知り合った暴走族の幹部たち。
学校が一緒で、たまたま入った空き教室が、新たちの学校での溜まり場で
それを敵に見られ、守るって話に流れが進みつつある。
「ごめん!
私が、寝坊しちゃって」
君は、そう言いながら新たちに近寄る。
「・・・早くしろ」
新が、動かない私にしびれを切らしてそう言った。
「新、女の子には優しくって言ってるでしょ?」
そう言ったのは、響(ヒビキ)。
私は、新たちに向かって歩き出す。
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