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『ほら、これでいいんでしょ?
由良も、そーやって喧嘩売んないの』
だから、私が間に入って止める。
『・・・魅女、家に帰らないの?
今、組長が変わったりとかして忙しいんでしょ?』
そんな私の言葉に、魅女はキッと私をにらむ。
「あんたのせいじゃない!
家に帰っても
鞠お嬢なら、鞠お嬢さえいればって!
どうして、あんたばっかり頼りにされるのよ!
もういない人間のことなんか忘れて、新しい方法を探そうとなんかしない!!
私に、あんたみたいにやれって?
あんたみたいに、自分を捨てればいいの?
あんたみたいに、あの膨大な数の人たちを覚えればいいの?」
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