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『守るって
・・・・君たち、正義の味方のつもり?
君たちは私にとって、正義ではないの。
誰も完璧な正義なんかにはなれっこないんだからさ
守るなんて軽々しく言わないでくれないかな?』
私の言葉は、冷たかったと思う。
「軽々しく言ったつもりもなければ、正義の味方になったつもりもない。
弱いものを守る。
大切なものを守る。
それが俺らだ」
新のその言葉に、私は無表情で手を叩く。
『力説するね。
・・・でもさー、自分達が強いつもり?
随分、自意識過剰だね。
暴力でしか解決できないのに、それで強い・・・ねー』
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