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『・・・無理でしょ。
魅女に、そんなことできるはずがないじゃない』
私は、素直にそう言った。
「そうよ!
自分でもわかってるわよ!
あんたみたいに、あの能力があるわけでもない。
あんたみたいに、騙されてくれるほどの演技力もない!
そんなのは、自分が一番わかってるのよ!
私には、あんたの代わりなんかできないわよ!」
私は、深いため息をつく。
『当たり前じゃない。
魅女は、まだ自分を捨ててない。
そこまで組に命を捧げる理由もない。
私みたいに、自分を捨ててなんかないから
そんな魅女に、私の代わりができるはずがないでしょ?』
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