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「少なからず、鞠よりは強いよ。
・・・鞠は、なにが言いたいの?」
そう言ったのは、來斗(ライト)
『あはは。
それ、本気で言ってるんじゃないよね?
私より強いって、私の強さ知らないのに強いなんて言えるんだねー。
それは、私が女だから言ってるのかな?
だったら、少しムカつくね』
私は、無表情で言ったからなのか
來斗は、一瞬肩を震わせた。
「お前は、女だろ。
女は、男に守られるものだ」
新の言葉に、私は一時
笑いしか出てこなかった。
『それ、男女差別って言うんだよ?
女だから弱いって考え捨てた方がいいよ』
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