399人が本棚に入れています
本棚に追加
『だから、もう私に関わらないで』
私は、そう言って学校に向かって歩き出す。
だが、いい忘れたことを思いだしクルリと振り替える。
『季咲、また絶望しないように気を付けるんだよ』
それだけ言うと、今度こそ学校に向かって歩き出した。
君たちは、本当に惨めで馬鹿な人たちだね。
君は、また絶望して
新たちは、弱くって大切なものを守れなかった。
目の前には、多くの人が倒れている。
もう何人も、なん十人も、何百人もの人が・・・
『ほら、言ったでしょ?
新たちは、弱いって』
私は、新の前にしゃがみ込む。
最初のコメントを投稿しよう!