最後の日常

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ゴールデンウイークも終わる頃、家の中では宿題に追われる学生がたくさんいる。 この男、夢水光太もその一人だった。 「ぁ~っダリィ」 光太は机の上で無気力にペンを回しながら呟く。 二階の角にある光太の部屋には大きな窓があり、そこから夕日がチラついている。 ゴールデンウイーク最終日が終わろうとしてるのだ。
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