無限の彼方へさあいくぞ!

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「おーい、刹那ー!」 そう、あれは学校から帰っている途中のことだった なんのへんてつもない一日のはずだったがその日は……変わらず普通だった 「刹那、無視すんなよ」 おっと、話しかけているこいつは新城 咲哉 俺の幼馴染みで超絶イケメンで運動神経抜群で頭も良くてちょっとムカつくふざけた糞カスリア充だ☆ そんな糞カスリア充は俺の親友だ、言葉くらい返してやろう 「どうした糞野郎、またフラグ立ててきたのかカス」 「えっ、なにその扱いひどい」 いけないいけない、ついつい本音が出てしまった そう、お察しの通りこいつはムカつくふざけた歩く一級フラグ建築士なんだ 「なあ、久々に二人で遊びに行こうよ」 「勝手に行ってろボケ」 「刹那がいないとやだ」 「子供かお前は!」 まあこんなやりとりはいつものことだ
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