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そんな話をしていると、朝のホームルームの時間を知らせるチャイムがなり、皆自分の席へと着く。
ちなみに俺は、前回の席替えにて一番窓際後ろから二番目というベストポジション獲得しましたっ!!
がらがら…
教室の扉が開き、一人の男が足を踏み入れる。
「おぃーす。全員いるか~?…いるな~よしっ」
やる気ボルテージ0で挨拶と出席を一度にこなす男。茶色い髪にTシャツにジーパンという何ともラフな姿の男。
「適当かっ!!」
すると、紗香がツッコミをいれる。
「お~小手川、今日も朝から元気だな。そういう所先生好きだぞー」
「うるさい!私は先生のそういうやる気のない所とか軽い所とか性格とか顔とか存在とか好きじゃありません。」
「全否定だな。でも、そういう性格も嫌いじゃない。もっと罵ってくれ」
「変態かッ!!」
っと、軽快にツッコむ声が後ろから…うん、紗香は俺の後ろの席なんです
…テンポの良い駆引きをするのはいいが、もう少しボリュームを下げてもらいたい。
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