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「で、出発はいつなんだ?」
「五日後だ。そして明日、8時にまたここへきてくれ。同行させる兵士と対面させる」
「分かった。……他はもうないか?」
「あぁ、今日話すことはこれですべてだ」
「じゃ、俺は帰ります。おつかれっしたー」
――――
帰宅。
「あーいとしのマイルーム」
棒読みでそんなことを言いながら、アルは自室へ入った。
「砂漠越えねー。大変だよ?かなり。道がわるいから車じゃ行けないからね」
「きいたきいた、しかも他の人も来んだろ?めんどくさいなー」
「コミュ障ざまぁ」
「せいやっ」
アルはナヴィを床にたたきつけた。
「あだっ」
「次はないぞ」
「サーセン」
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