8289人が本棚に入れています
本棚に追加
ファルドは走り出し、チャーリーとの距離を詰め、右ストレートをかます。
「うわっ!」
一直線に顔面を狙いに来た一撃を、チャーリーは頭をそらすことで回避。そして、後ろへ飛び退って斧をかついだ。
「らぁっ!」
チャーリーは斧を横に薙ぐ。だが、今度はファルドがバックステップし、斧をかわすと一気に距離を詰めた。
「うげっ……!」
薙いだ斧を戻そうとしたが、ファルドの拳の方が速かった。
「いくぜぇ!」
ファルドのフルボッコタイム。殴る殴る殴る殴る殴る。
「よっしゃ!!」
はい、勝者ファルドくん。
「次だ。女子――」
―――――
次、レフィア対ライラ。
「よろしくーレフィアー!」
ピョンピョンと跳躍しながら、ライラは二本の短剣を構えた。もちろん刃引きしてある。、
「……ライラが相手か……。ちょっと厄介ね」
レフィアも、刃引きした槍を構えた。
「では…始め」
最初のコメントを投稿しよう!