第一夜―おいぬさま

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第一夜―おいぬさま

「鶴の一声」と世の人は言います。 されど私はこのお江戸でその言葉を聞いたことがございません。 なぜならお江戸は「おいぬさま」のおはするところ。 このおいぬさまのお話から私はお話し致しましょう。
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