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なにがあったか知らないけど、このまま帰すわけにはいかなさそう。
取り敢えずあがるよう促したら、弟も渋々頷いて
彼と、私。
弟の大輔と、お嫁さんの美帆ちゃんとういう4人の空間が出来上がった。
「連絡、しておいた方が良いんじゃない?って言ってくれたのは司だよ。」
彼の株を上げたかったからという魂胆もあってそのことを口にすれば、美帆ちゃんは大輔が迎えに来てくれてホッとしたらしく、ポツリポツリと言葉を紡ぎ出してくれた。
その内容からどうやら女性特有の身体のサイクルの痛みが酷くて
そのこと絡みで我が弟と喧嘩っぽくなったんだとういう。
だからか、と変に納得。
話題が話題だけに最初は話しにくそうにしてたんだろうと。
大輔をジッと睨んでやった。
なにしてんのよ、アンタ。
サイテー
とういう気持ちを目一杯込めて。
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