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果たして2時が朝かどうかはこの際どうでもいいとして
なぜかいつもより天井が高く感じる
しかも全身に痛みを感じる
もしかして……
「やっぱり……」
ベッドの上を見てみると未来が気持ち良さそうに寝ていた
しかも、俺をベッドから落として
あいつ絶対に添い寝が目的じゃないだろ
時計を見てみると、7時30分を回っていた
なんというタイミング…
未来を起こそうと立ち上がり、未来の顔をのぞきこむ
未来って、黙ってると普通に可愛いよな
しかも髪の毛とか綺麗だし
「俺はその髪の毛をクンカクンカしたいぜ!!ハァハァ」
運動神経もいいしスタイルもいいと思うし
「あのチラッと見えてるヘソもたまんねぇなぁハァハァ」
「おい、妹、勝手に人の心を捏造してアフレコしてんじゃねぇ」
「いや、私が思ってることなんだけどなー…」
「そうなのかよ!?てかお前ってそんなキャラだったか?もっと、こう純粋な設定だった気が……」
「ふっ…そんな設定…学校に置いてきてるね!!」
「そうだったのか、俺は全く気づかなかった……」
「きょーもまだまだ甘いね。そんなんだからどーてーなんだよ」
「小5のお前に言われたかない!」
「聞いておどろくなー……ざんねんながらわたしはもう……
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