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イース「まず、お前は魔力の流れが解らんのだな?」
そりゃさっき閻魔に貰ったばっかりなのに解るかって…
俺「え~と…全くわかりません。」
イース「じゃ仕方ねぇな両手広げて仰向けに寝転がれ。」
え…仕方ないってのは同意見だが、大の字で寝る意味が分からねぇ
…でもやらなきゃ殺されそうだ…
俺「これで良いッスか」
俺が寝転がると師匠は俺の真横で膝をつき、俺の頭と胸(心臓の辺り)に指を触れ、目を閉じて瞑想しているらしい。
少しずつ血の流れを感じれるようになってる気がしないでもない。
あれ…
な…
痛ぇ…
俺「師匠、かなり痛いですよ?
殺す気ですか?」
泣きながら聞くも、聞く耳も持って無いらしい。
俺「し~しょ~…死~ぬ~い~た~い~うw「喧しい、黙らんと磨り潰すぞ!!!」…」
いや…何を磨り潰すんですか、師匠…?
暫く(しばらく)痛みに耐えてると、だんだん痛みが引いて行き、心地良いような体液の流れを感じた。
イース「これでだいぶ魔力を流しやすくなっただろ?」
いや…まだ寝てるから分かる訳ねえだろ?
俺「え~と、まだ何もやってないからわかりません…」
冷や汗が背中の方に流れていくのを感じます…
イース「寝転がってても魔力を練るぐらい出来るだろうが。」
物凄い目で見ないで下さい…心臓麻痺で死ねそうです。
俺「練る?体液の流れは感じるんですが、魔力って体液なんですか?」
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