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イース「体液じゃなくて、それが魔力だよ。
指先を動かすとか首を動かす感じで魔力を動かしてみろ。」
俺「はい、よく分かりませんかやってみます。」
指先から首、足、間接と言う間接を動かしてみる、 不思議と体液も感じるままに動かせた気がしたので、師匠に目を向ける…
俺「寝てやがる」
おいコラババア…ケンカ売ってるのかコノヤロウ…
とりあえずシバキ倒す…
俺は起き上がると、座ったまま寝てるババアの頭に拳骨を落とそうとした…
したんだが…
一瞬で腕を取られて、その腕を捻って投げ飛ばされた。
俺「痛って~…何しやがるクソババア!!」
怒りに任せて叫んだら、ババアの目がゆっくり開いた…
イース「ババア?誰に向かって言ってるんだ?」
うん…失言ですね…
失言で死ぬ世界なんて、あっちじゃなかなか無いだろう。
なんて考えてたら、ババアの右手がやけに燃えてやがる…
イース「一回消し飛べ!」
倒れてる俺に向かってババアが燃えてる右手を向けて叫ぶ!
イース「逝ってこい、大霊界!」
言い終わると同時に大きく光ったと思ったら、俺の意識は刈り取られていた。
…
……
………
あれ…?
いつの間に寝ちまったんだろう…頭がクラクラする…
体が…全く感覚ねぇな・・・?
思考がだんだん戻って…ってクソババア、何て事しやがる!
目を開いて、起き上がっ…
起き上がれねぇ、それどころか首から下の感覚が無いのは何でだ…
俺「あ゙~あ゙~~」
声もおかしいぞ?
イース「何だ、起きたのか…
あ~…すまなかったな」
おぉ、ちゃんと謝るのは出来るんだな師匠!
ってか
俺「俺も悪かったです、で、一応顔見て謝りたいんですが、体が動かねーのは何でか分かりませんか?首も動かせないんですよ~。」
って聞いたら、
イース「お前は首だけの方が殊勝な奴なんだな。」
とか言いながら俺の耳を両手で挟んで師匠の目線の高さまで掲げやがった…
は?
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