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俺「肝に命じておきます
所で、いつの間に狩りに行ったんですか?」
俺は肉を受け取り、疑問を投げ掛けてから肉を頬張った。
イース「お前が魔力の鍛練を終えて休んでいた時だ。食い終わったら、骨と皮の始末を頼む。」
なるほど、あの短時間で狩って来たのか…
骨やら皮やら食えない部分は森の入口辺りに埋める事にしている。
昨日?の牛の骨やらは師匠が埋めてくれたらしい。
それからしばらく、肉を食いながら、魔力の事や
これからの事を質問した。
纏めると、師匠のように、全身を強化出来る人間は
師匠の記憶の中では他に居なく、地、水、火、風、光、闇などの現象に関与するためには、それぞれの精霊と、聖地と呼ばれる場所で【契約】しないと扱えないとの事…
聖地とは、簡単に言うと地から吹き出す魔力(この場合魔素)が発生している場所で、魔素が発生している場所にも2種類に分類されており、聖地と闇地と、呼ばれているらしい。
【聖地】には、光、風、水
【魔地】には、闇、火、土の精霊が存在し、場所によっては2種族以上の精霊が存在するらしい。
他にも亜人や魔物など、様々な種が存在し
精霊との契約無しに(師匠もだが、既に人間かどうかも怪しい)魔法を行使できる種も存在するらしい。
だかそれは、師匠の世界の話であり、この次元の狭間に精霊が存在するのかを始め、太陽も月も無く、時間の経過も分からない。
なので、分かる範囲で、出来る事をやり続けると言う風な方針に落ち着いた。
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