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ドガッ!
とある街の外れ。
金髪の青年を、2mを越す男が殴る音が響いた。
「テメェ~ハインシュホード学園の特Aクラスらしいなァ~」
「いってて・・は・・はぁ・・」
「へへ・・生意気だな生意気だぁ」
大男とその取り巻きがニヤついた。
「学園外での『アビリティ』は確か禁止だったよなァ~」
「へへへ」
「ふひ」
男たちは金髪の青年を取り囲んだ。
「あ・・の」
バチッ
大男のビンタ。
「どうした?反撃してこいよ」
バッ
カッ
取り巻きたちが次々と攻撃をし始める。
「おやびん!コイツ反撃してこねーぜぃ」
「反撃したって無駄無駄ァ!
アビリティがねえコイツらなんてカスに等しいンだからなぁ~」
青年は頭を抑えて黙っている。
「ハハッ!エリートを殴んのはたまんね・・」ガシッ
大男の動きが止まった。
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