出会い

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「その辺にしておけ」 大男のパンチを止めたのは小柄な青年だった。 「なに、お前?」 大男が体を掴もうとした。 が、その瞬間青年は後ろへ移動した。 「あ?」 小柄な青年はファイティングポーズをとった。 「なにそれェ?ボクシング~?」 「どうでもいいんだよボケ!!」 大男が小柄な青年に詰め寄った。 「ドイツもコイツもうぜぇー!!」 大男が拳を振りかぶった! バキッ!!! 「ガッ・・」 小柄な青年のカウンターが大男の顎にクリーンヒットした! 「あ・・・ぎっ・・・」 大男は体を揺らしながら倒れた。 「テメェ~ッッ!」 大男の取り巻きの一人が近くで見ていた少女の前へ走った。 「いやっ!」 「オラッッ!!この娘がどうなってもええんか!!」
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