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 朱石は 3人分のコーヒーを淹れた。  朱石「今日は ありがとう。」  神谷・中川「「え!?」」  朱石「昨日、アイツらに手を回してくれたんだろ?」  中川「何の事?」    朱石「・・・アイツらが、あんなに冷静に話を聞くなんて おかしいと思ったんだ。昨日のうちに、5人で集まったんじゃないのか? 今朝の大河や多田の寝坊とか・・・。遅くまで5人で話し合ってたんじゃねーの?」  神谷「ははは・・・。バレてるか?」  朱石「うん。」  中川「でもな、上原も光司も、うすうす気付いていたのは本当。」    神谷「ただ、俺たちは、3人に刃の話を聞いて欲しいって伝えただけ。」    朱石「ありがとう・・・。2人にはホント、感謝してる・・・。」  神谷「刃、感謝するのはオレ。」  中川「オレもだ。お前が守ったこのグループ、今度は俺たちが守っていくからな。」
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