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オレは体の内側が熱くなっていくのを感じた。
「お前顔真っ赤だぞ。」
先ぱ…リュウさんに言われて、余計恥ずかしくなった。
しばらく時間が経ち、オレの気持ちが落ち着いてきたころ
「そろそろ帰るか。」
とリュウさんが言った。
「え?まだお参りしてませんよ。っていうかオレ達バチ当たりなことしかしてないような…」
「わかったよ。お参りしたらすぐ帰るからな。」
「それもバチ当たりなような…」
「何か言ったか?」
「いえ、別に…」
そして、オレ達は神社に戻りお参りをした。
それからオレ達は、リュウさんの家に帰った。
朝日がうっすらと差し込み、家に着くころにはすっかり夜が明けていた。
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