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しかし、体は動かない。
下を向いていた彼女が急にこっちを向いた時には、かなり驚いた。
顔にかなり見覚えがあったからだ。
(あれ?)
俺の幼馴染みであり昔は俺ん家の近所に住んでいた、天然だった筈の可愛い妹みたいな奴。・・・同い年だけど。
俺が呆然としているのに気が付いた彼女は、嬉しそうにこっちに走ってきた。
笑顔なのはいいとして・・・・、
・・・バチバチ言う、スタンガンを持ってこないでくれ!!!!!!
「ゆーちゃああああんっ!!!」
「おおおいっ、それ離せっ――!!!」
俺の言葉は届くことなく、気が付いたときにはお腹の所に勢いよく来ていた。
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