第1章

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「………ここにいたのか」 思わず呟いてしまった。俺の目的が早くも見つかったから。 ここで状況を説明しよう。 男の拳は少女に避けられる前に黒い髪の少年に防がれてしまったのだ!! ………とりあえず防がれたことはおいといて……。 その少年こそ俺が探していた“帝国の二人の勇者”と呼ばれる(俺が呼んでいる)二人の少年の片割れだった。 名前は笹原影人 容姿は普通。うん。それ以外は特徴がないな。 まあ隠れた能力とか?実はかなり鍛えてた?とかあるかもしれないが、外から見ただけじゃ分からない。 ちなみに、何故顔を知ってるかは死神に教えてもらったから。 俺の情報収集能力が高いとかそんなのじゃないので注意。俺はそんなに凄くない。
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