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「大和と一緒に歩いてたの、それも……て、手を繋いでたの……」
キツネさんから出たまさかの言葉に僕は絶句した。
先輩と七生先輩が付き合っている事は周知の事実であった。
だが、先輩が七生先輩に対する態度は完全に下僕とかパシリにしていて、それは校内でも変わらなかった。
それに対して先輩も七生先輩もしっかり答える事がなかった、その為にある一部では都市伝説と同じような扱いになっている。
僕もその都市伝説を知っていて先輩が……七生先輩とそんな事をするなんて考えられなかった。
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