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「ほら白いの、サボるんじゃない、働くのだ」
「あっ、すいません……って先輩にだけは言われたくないですよっ」
と言いたい所だけど、そんな事を言ったら最後、何をやらされるか……。
このちっこい上級生。
文芸部所属の2年 神坂御崎。
言わずと知れた超常現象対策部のリーダー。
見た目は子供 頭脳は大人を地で行く人。
先輩は陰陽師の末裔でその祖先は安倍晴明と自分では言っている。
校内で起こる不可思議な事件を秘密裏に解決していた凄い人なんですが、キツネさんが来てからは司令官の位地(どちらかといれば暴君)に収まっている。
今日は……というか今日も、文芸部としての活動には参加する予定もなかったのですがーー。
この人に唯一、武力行使出来る人 柊木沙耶先輩。
その先輩と一緒に来たのが七生大和先輩。
星明高校生徒会長にして暴君神坂御崎の彼氏です。
この七生先輩の事を知った時はキツネさん共々驚いて息を飲みました。
因みに一緒に聞いていた黒崎でさえ普段の表情で持っていた湯飲みを落としていたのだから。
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