1、始まりの瞬間

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たった、10分だけど 私にとっては最高な時間で。 そして今も、その10分間が終わろうとしている。 「…行っちゃった」 彼が、もう自分の高校に着いたのだ。 さすがにガン見しすぎでは気持ち悪いから、彼の姿が見えなくなった瞬間に目を逸らす。
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