第一話

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「こっちの方が当りですよ。きっと」 と総司が言う (確かにこっちの方が当りなのかもしれないな) それにさっきから朱華は何も喋っていない。 土方がじっと、朱華の顔を見ていると朱華が気付き、声をかけてきた 「どうかしましたか副長?」 「否何でもない」 と首を振りながら答える、 ―――――― 程なくして 四人の前に白い髪と赤い目をして、狂ったように笑った化け物がいた。 朱華が口を開いた 「先にでても?」 「あぁ」 「三人に問う、 今すぐ巡察を止めて指示に従え、従わないのなら斬る」
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