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「こっちの方が当りですよ。きっと」
と総司が言う
(確かにこっちの方が当りなのかもしれないな)
それにさっきから朱華は何も喋っていない。
土方がじっと、朱華の顔を見ていると朱華が気付き、声をかけてきた
「どうかしましたか副長?」
「否何でもない」
と首を振りながら答える、
――――――
程なくして
四人の前に白い髪と赤い目をして、狂ったように笑った化け物がいた。
朱華が口を開いた
「先にでても?」
「あぁ」
「三人に問う、
今すぐ巡察を止めて指示に従え、従わないのなら斬る」
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