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それから10人程度走った後、小学生ぐらいの身長の童顔の人が出て来た
暁はトップを取って安心して見ているとまるで陸上選手のような走りをしてゴールまで一直線に走り始めた
「6秒0」マネージャーが叫んだ
再び周りがざわめき始めた
だがそれ以上に暁は動揺していた
(おかしい地元では俺に勝てる奴なんていなかったのに)
結局この記録を超える人は出ないで50メートル走は終わった
この一位を取ったやつこそ将来豊和高校の韋駄天と呼ばれるようになったやつだった
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