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ギシッ、ギシッとベッドが軋む音と厭らしい水音が部屋に響く
雪「ひあっ!あ、あぁっん…んやぁ!!」
自分の喉からは既にかすれかけている嬌声が彼が動く度に溢れる
……………僕は…。
冬「っ……はぁ…。ゆ、きっ!」
もう何度も達したのに限界が近いのか再び彼は自分の名前を狂ったかのように呟き続ける
冬「雪っ……雪、雪!!くぅっ!」
雪「ああぁあ!!!ひんっ……ふっ、ん」
ビュッと僕の中にいきおいよく彼の液が吐き出される
お腹の中はもう苦しくて、腰も酷く痛み意識も何度もイき過ぎてボーっとするのに彼の手と腰は再び動き出す
……僕達は何……。
雪「あ……冬ぅ…。あぁ…ん」
僕の頬に涙が伝う
冬はそれに気付くと僕の目尻に唇を寄せる。
…………何で、こんなことに…………。
苦しいのにどこか嬉しくて、
おかしいのに……よくて。
………何が、したかったんだっけ?
冬「っぁ!雪ぃ……雪、雪。」
僕がもうおかしくなってるのに、彼はそれに気付いてるのに………彼は僕を壊す。
雪「…冬……ん、あぅ……き…。」
冬「…はっ、はぁ……な、に?」
彼が僕の声が届くのが嬉しくて、手が止まらないのが悲しくて、襲い来る快楽がたまらなくて………もう、どうしたらよいのか分からなくて、涙が更に溢れ出る
彼はその涙を丁寧吸い取る
雪「んあぁ!あぅっ……く……す、きぃ!」
冬「っ!?」
僕がなんとか言葉を紡ぐと彼の手がピタリと止まる
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