17時。

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外に出た後、俺は彼女に、 「少し歩こうか?」 そう言って、どこに行くわけでもないが、また歩きだした。 …そうだ。駅のあたりから夜景が見えるんだ。会話をしながら、自然と夜景の見える方へと並んで歩いてく。 すっかり夜になり、あたりはもう真っ暗だ。駅のすぐ側にある夜景が見える展望台へと着き、夜景に目をやる。 「わぁ~~!やっぱりここの夜景はキレイだねぇ!」 彼女が言う。 「いつも通ってるけど、いつもは夕方だからなぁ。こうして見るとやっぱりキレイだね。」 「うん!!」 夜景を見ながら、しばらく沈黙が続く…。
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