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翌日
仕事中もどこか上の空。
夜のバイトのことが…
いや、電話の向こうの顔の分からない彼のことが気になって仕方なかった。
今夜は早めに子供達を寝かしつけよう
帰宅後…
予定通りテキパキと家事をこなし、いつもより早めに子供達を寝かしつけることが出来た。
いつもなら気が進まない仕事。
だが、今日は違う。
心が弾む。
昨日約束した時間ピッタリに受話器を取った。
プルルルル~
カチャッ
「もしもし」
恐る恐る声を発する。
「もしもし…真由?」
「誠?」
約束通り受話器の向こう側にいたのは間違いなく誠だった。
2人は既に昨日の会話で、お互いを名前で呼び合う仲になっていた。
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