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トイレの怪物
ホテルに入ると誠はすぐにベッドに横になった。
あたしは誠がコンビニで買って来た飲み物を取り出し誠に差し出すと、急に腕を掴まれてそのままベッドに倒れ込んでしまった。
「ちょっと何するの!!」
「ちょっとだけ一緒に横になって」
つらそうに顔を歪めながら誠が言った。
30分位だろうか、しばらく何も話さずに一緒に横になっていると
急に誠がトイレに行って来ると言い立ち上がった。
しかし、何分たってもトイレから出て来ない。
“この人はどーしてこんなに人を待たせるんだろ。”
なんて思いながら
少し心配になり声をかけてみた。
すると中からゴソゴソと物音と共にトイレのドアがゆっくり開いた。
そこには…
そこにはあまりにも現実離れした、ショッキングな光景を目の当たりにしたのだった。
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