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自分叫び声で目が覚める…
またこの夢だぁ。
もう何度この夢を見たことか、
シチュエーションこそ違うけれど、憎きあいつを殺ってしまう夢。
夢で良かったと思う反面、また憂鬱な日常に連れ戻される。
隣を見れば
臨月のような腹を突き出し、鼾をかきながら寝ている憎き男。
「クソッ」
このまま目覚めなければどんなにいいか。
でも…これが現実…
「あ~もうこんな時間」
あたしは自分を奮い立たせて子供達の朝食の準備のためしぶしぶ布団を出た。
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