明の章

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ここは京処(ミヤコ)と呼ばれている巫王国家である。 巫女が王を勤め、呪術と結界でこの国を守っている。 この国には、二種類の一族が共存している。 まず、天から降りてきた一族アギ。地下から上がってきたチギの一族である。 それらをまとめているのが巫王である。 巫王がおわす山をホトキ山といい、山の上にある太陽神殿。 山の中腹にあるのが月読神殿。 山の麓にあるのが風星神殿。 みっつの神殿は白木の階段で繋がっており、麓から見上げたならば龍が蛇行しているようにみえるだろう。
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