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続き
俺はいつの間にかまた例のコンビニにいて おっちゃんと世間話をしている
衝動買いがストレス発散方法な俺は
悩みに悩んで選んだアイス
他五品ほど食べ物を買い込んだ
しかもおまけのアイスまでいただいた
両手いっぱいに荷物を持っている俺を見て
周りの人が笑う
後ろに並んでいた可愛い子は
俺を気づかってくれる優しい人だった
結局友達とはぐれてしまい
仕方なく一人実家に帰ろうと思った俺は
アンコ汁を飲みながら歩いていた
アンコ汁は不思議な飲み物だ
その容器も不思議だった
ビニールで密閉された状態でも飲める
口で吸えば出てくるが
逆さにしても吸わなきゃこぼれない
無駄にハイテクな商品だ
すると
コンビニにいたおばちゃんが走ってきて
友達が迎えに来たよ
と言ったので振り向いたら
軽くニートだったアンコと
重い病から復活したタツオが
車で迎えに来てくれた
何故か感動して涙が出そうになった
アンコ汁だけにアンコかよ
とも思った
早速乗り込んで家までついたが
まだ午後の3時
家族は誰もいない
アンコが
誰もいないから中田くん家に行こうと言った
俺は何故か家に帰りたい衝動にかられて
俺は家に帰るよと言ったが
アンコが
大丈夫だって 一緒に行こう
と強引に誘われたので仕方なく賛同した
しかし中田くんは家にいない
仕事だ
仕方なく切り返して家に向かう途中
家の近くの交差点でアンコが信号無視
車来てるのに
ぶつかる寸前
横を見ると奇跡的にマッポがいる
信号無視でマッポに追われる確率なんて高くはないだろ
サイレン鳴らして追っかけてきたので
サイレンうるさいサイレント
寒いダジャレをかましてやった
アンコは逃げ切る作戦に出た
車はタツオのものなので
逃げ切れてもタツオに責任がある
しかしアンコはお構い無しのようだ
マッポからはなかなか逃げ切れない
車一台分の小さなトンネルに入った瞬間…
あるはずのない壁に正面衝突した
目をあけると
違う山道にワープしていて
マッポから逃げ切った
今日もまた
意味不明で無駄に長い夢を見てしまったので書き留めておいた
4月4日 朝五時
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