苦手なものなんてない!の物語

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バタバタバタ バーン 遅刻寸前の晴輝は廊下を最高速で走り自分の教室のドアを思いっきり開いた 晴輝:間に合ったー!! ??:アウト、だよ…晴輝 安堵しながらそう叫んだとき目の前から声が聞こえた 静かな、弱弱しいこえ 晴輝:ん、和人か! おはよっ! 和人:うん、おはよう晴輝 状況をちゃんとみようか この弱弱しい声の少年は新垣 和人 クラスでの晴輝の世話係のようなものであり、バスケ部のメンバーである 和人に状況を見るように言われた晴輝はそっと教室をのぞいた ガラーン ってほど、誰もいなかった 晴輝:あれ? もしかして今日って休みだったか? 和人があきれたように頭を抱えてため息をつく 和人:予定、確認してないの? 今日は一時限目に体育だよ そういったあとに「バスケだって」と小声で付け加えた その次の瞬間 晴輝:♪ 晴輝の目の色が変わった 晴輝:よし、いくぞ! 今すぐいくぞ! そっこーで行くぞ! そういうと晴輝は和人の手をつかみものすごい速さで教室を後にした
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