【現在】狐日和
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境内の中は少しカビ臭い。 壁一面に、色々な狐のお面が飾られていた。 どうやら、私のなみだは自分のハンカチでは役目をもう果たせないみたいだ。 「ゆっくりしていってくださいね」 とは、言われてみても意味もなく立ち寄っただけで特にすることもない。 『あの…私、帰ります』 正直に言うと、狐のお面がずっと私の方を見ているようで気味が悪いのだ。 少しでも早く帰りたくなる。
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